K氏からの投稿
タイムドメインmini実験室
投稿その1 miniを立てるために、段ボール紙を25cmの高さ、miniの外径に、円筒状に巻いたものを作り、それにスポッと半挿入して、スタンドがストッパーになるようにして、そして音楽をかけてみました。予想外に良い音質で、低音もかなりよく出ています。 パソコンに取り込んであったCDからのMP3ファイルを再生しましたが、平井堅や山崎まさよしなどのボーカルは、かなりリアルに聴こえました。またクラシックの弦楽器、ジャズのピアノも良かったです。合わないといわれていた中島みゆきのCDもよい感じでした。それらの中でも一番良かったのは、ケミストリーの二人のボーカルでした。ひょっとして段ボールの紙筒をもっと長く、いや高くしてしっかりしたものにしたら、もっと良くなるのではと思い、次回に試してみるつもりです。では、失礼します。 |
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投稿その2 今回は、約50cmのボール紙筒にminiをはめ込み、直立させ、かつ、下部を浮かせて開放状態で再生してみました。驚くばかりの低音が出て、部屋が振動してしまいました。エリッククラプトンのレイラがとんでもないボリウムで再生され驚嘆してしまいました。またクラシックのピアノも低音がしっかり出て迫力が格段に違いました。フジ子ヘミングのリストがそこでピアノを弾いているように、あのソフトなタッチまで分かるように聞こえました。miniでこれほどまで聞こえると思っていなかったので正直吃驚しています。 簡単な工作ですので、是非追試していただけないでしょうか。 |
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投稿その3 あまり信用されていないようなので、写真を添付します。(写真1) ポップスやロックのベースやドラムスの低音は十分すぎる位に出ます。ボリゥムを上げると部屋が振動してしまいます。またクラシックの低音部も十分出ているのに、バイオリンや管楽器の高音もしっかり分離されて定位もはっきり聞こえます。マリア・カラスのカルメンも吃驚する迫力でした。2mm程度の厚紙の筒で、下を数cm浮かすことでこのような効果が得られました。是非追試して頂けないでしょうか。 |
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投稿その4 追試して頂きありがとうございました。単なるバスレフ効果なのでしょうか。miniのスピーカーの背部がどういう構造なのか不明ですが、全体でひとつの発振体と考えて、それが別の円筒内に置かれて後方先端が開放されているバスレフということなのでしょうか。 しかし理論はどうあれ、たった数センチのスピーカーからロック系の再生では十分すぎる低音がでていることと、それがやや不自然とはいえ、通常のスピーカーの不自然さとは違って、高音から中音、低音まで非常にクリアで分離の良い音が出ていることは、音を聞くということ以上に、音楽を聴くという意味では、私には十分なものに感じられます。またそのために要したコストが2万円もしないということは驚異です。更新されたウェブサイトも拝見しました 。 誰か他の方にも試して頂けると嬉しいです。 |
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投稿その5(写真2が添付) 実は、私もさらに実験してみました。バックホーンを付けることで低音がもっと出るのではということを確かめたかったのです。写真のような開口部直径約 40cmのラッパを下部に付けてみました。予想以上にダイナミックな低音が出て、そこでドラムスを叩いているような迫力がありました。しかし全体としては曇った印象ですが、聞く角度や距離によってはかなりクリアに聞こえました。これから、いろいろなものを試聴してみるつもりですが、数Wの出力でも、この部屋では大きすぎる音が出ています。演奏会場のざわめきが低音まで再現されるのがすごいです。 これまで聴いたなかでは、ビリー・ホリデーの古い録音のものが、非常に聴き応えがありました。またやはり古いものですが、渡辺茂夫のヴァイオリンでショパンのノクターン20番は感動的な音色の良さがありました。ハートフォードのパイプ・オルガンも相当な迫力でしたし、ポップスやロックはベースやドラムスの低音が、映画館のドルビー・システムのような響きがありました。 |