HP管理者
2016年2月8日 京都ルンルレポート 昨日のルンルも広い会場がいっぱいになり、面白い話を聞くことができました。新しく参加された方から、本が早く読めるようになるのですかと言う質問が冒頭に出ました。 それが必要な人は早く読めるようになるでしょうという話から、世界で唯一目覚めた人であるシャーキャ、俗名ガウタマ・シッダールタについて話をされました。お釈迦様が目覚めたのは、群れない、周りとあわせようとしない、師の言うとおりにしない又はできないと言う基本的なスタンスがあったからだという話です。 師は教師、監督、コーチ、指導者、権威者、支配者と言い換えることもできます。このスタンスは、ルンルの会代表である植原紘治氏と同じであることは、長くルンルを続けている人は皆が知っていることです。 私自身も物心付いた時からそうであったと思い当たりました。周りの同級生達(男子)の殆どはプロのスポーツ選手に憧れていましたが、学校の講堂で映画が上映された時に、最初に流れたニュース映像の中でダム建設の作業で潜水士が潜る姿を見て、感想発表の時に水の中に潜る人になりたいと話して、クラスの皆から阿呆かと笑われました。 小学校5年生の頃だったと思いますが、現実に24歳の時からスキューバダイビングを始めて35年間趣味で潜り続けました。この時も京都では魚ハンターばかりで水中写真をやっているダイバーが一人もいなかったので、銃を捨てて水中写真に切り替えました。小学校高学年の頃には、電蓄(蓄音機にアンプとスピーカーが付いたもの)をばらして、板材でスピーカーBOXを作って別の姿にしていました。 理想的な音の追求は小学生の時から始まっています。そんな少年ですから、当然群れないし、周りに合わせている暇は無いし、アドバイスできる師匠も先輩もいませんので、自分の判断で何でもやるしかないと言うスタンスに自然になりました。 それから60年が経過して、理想の音を作り上げる事ができました。植原紘治氏が良いと勧めることを、ヒントにはしても真面目に続ける素直さは持ち合わせていませんが、昨日の話しでこれで良かったのだと納得しています。 ルンルを続けていて、答えだけ先に分かって、理屈や理由は後になって判明すると言う流れが普通になっているのは有り難い事だと思っています。 |