加齢臭は石鹸で洗い過ぎる為

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 ある時代まで、日本人は世界で最も体臭の少ない民族でした。ウンコも臭いが少なかったので、農家に販売する肥を汲む業者が江戸の町を走り回っていましたが、今考えるほど臭くはありませんでした。日々食べているものに、元気な菌が大量に含まれていた為です。工場生産される現在の発酵食品は昔のものとは別物です。体を洗うのは袋に米糠を詰めたものや、ヘチマを使っていたので常在菌が皮膚を健康に保っていて、臭うことはありませんでした。今は体臭や加齢臭を気にして、殆どの人が石鹸やシャンプーでゴシ ゴシ皮膚を擦る為に、常在菌が皮膚を覆う事が無くなりました。石鹸の匂いが微かにするのが美人とされていた時代を通り越して、今は洗濯洗剤や漂白剤に化学薬品の強い香り を入れて、それがにおいに敏感な人を苦しめたりしています。ボディシャンプーもにおいの強いものが増えているようで、不自然なにおいのする若者が増えています。前にも書きましたが、ソロモン諸島のガダルカナルのホテルに泊まった時に、隣の島から腰ミノ だけを身に着けた青年の集団がやってきて、竹筒の楽器を演奏しながら目の前で汗だくに なって踊ってくれました。その時に香ってきたのは、よく乾いた干草のような良い匂い でした。常在菌で守られた皮膚からは、汗だくになっても良い匂いがするのです。我が家の家族がトイレでウンコをしても、後で臭いが殆どしません。毎朝、元気な酵素と 乳酸菌が大量に入った自家製の豆乳ヨーグルトを飲んでいる為です。私と妻は風呂で石 鹸を使わないし、娘はリハビリ施設で週に2回だけシャワーを浴びていますが、体臭はありません。ファブリーズで菌を殺す事ばかりを夢中でやっていると、日本人はどんどん 臭くなっていきます。
※写真はガダルカナルで観た青年達ではなく、ナラシラトと言うプロの演奏家集団です。

ナラシラト

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