根元的な話 山本空外上人が文化とは土と火が基本だと、常に説かれていたという事です。 炭素系生物の基本要素は土と火です。完全燃焼したアグニホートラで残る灰は サラサラの微粒子になります。この灰には振動が記録されています。 これが触媒の働きをするので、ほんの僅かな量で土地や空間に大きな変化を 引き起こします。アグニホートラで燃やすものは全て土から生じたものです、乾燥 牛糞は大地に生えている草を牛が食べたものであり、玄米もギーも天然樟脳も 大地に根ざすものです。それが完全燃焼 して微粒子になったものが土や空間に 変化を起こすという事は大きな循環を意味しています。大自然が作り出したものが 燃える炎とマントラと特殊な形状の容器によって発生する振動が、何故大きな変化 を引き起こすのかについては世界中の何人もの学者が研究を継続中です。 |
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アグニホートラの基本 1.火と人が一対一で向き合う事は宇宙と繋がる大変強力な手段である。 2.燃やすのは自然の物であれば草でも木でも何でも良い。 3 .裸の炎に触れる事が大事・・・・暖房器具は中で火が燃えていても直接の炎 ではないので効果が全く違う。電気で点灯する炎を模した物は代わりにはならない。 4 .護摩焚きは特別な資格のある者しか実施できないと言う仕組みが出来上がってしまった事は好ましくない。実際に当方(サイト管理者)の知り合いの山岳修験者から 鍋護摩を焚く資格を持つ人が亡くなったので実施できなくなったと聞いている。 5.火が点きにくいと言うのは共通の悩みで、プロは様々な工夫をしている・・・・・ 法力で点火していると証する或る教団は、薬物による化学反応を利用している。 天然樟脳で点火するのはそのようなインチキに比べたらはるかにまともである。 6.プロメテウスが神から火を奪って人類が繁栄したと言う神話には大きな意味が ある。人間にパワーを与えるものは火である、環境保護を理由に火から遠ざけられ た人間はどんどん活力を失い、母性本能や思いやりの心を失っていく。 7.現代社会では少しでも煙が出ていると近所の住民が通報するので火が焚けない状況になっている・・・・・・樟脳による点火方法であれば殆ど煙は出ないし、良い匂い なので近所から苦情が出る事は無い。 8.アグニホートラの容器の形状はヴェーダの知恵を復活させる為に或る聖者が 考案したもので、炎とマントラによって振動を起こす。 実施すると周りの人や植物に 活力が漲ってくるのが必ず実感できる。 |
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アグニホートラの説明・・・再度掲載します アグニホートラ1999年9月 アグニとはサンスクリット語で「火」を、ホートラは「浄化の行為」を意味 します。日本語では「祀火」(しか)と訳されています。 これはヴェーダが教える太古の浄化の知恵を、高徳の聖者が現代に復活さ せたものです。土中の重金属を無害化し、大気を浄化し森林に健康を取り戻 し、緑したたる木々に楽しげにさえずる鳥の群を呼び戻す間違いのない方法 と言われています。ここで注目すべきはチェルノブイリ大惨事以来、放射能 汚染の影響を受け続けてきた東欧の地域で、アグニホートラを実施すると計 器が放射能を検出しなくなるという驚くべき事実です。 ピラミッドを逆さに したような銅製の器(大きさは宅鉢用の鉢くらいで、階段状の段々がついて いる)に乾燥した牛糞に一握りのバスマティーライスを混ぜた物を盛り上げ、 スプーン一杯のギー(牛乳から精製される脂肪分の高いインドのバターオイ ル)を振りかけ点火します。ヒンディー語で唱えられるマントラに合わせて燃 え上がる間に、パールグレーの煙がちらちら燃える赤や青の炎から渦を巻い て立ちのぼり、周囲の大気を浄化し、不思議なことにその地域で栽培されて いる果物や野菜の質と量を共に増すとされます。またその灰を使って作物 を 栽培すれば、ずば抜けた成果が得られるので「奇跡をもたらす灰」と呼ばれて います。 ヴェーダに説かれている「ヴァンジャ」が基本原理になっています。 ヴァンジャは大気に栄養素を注入します、煙は大気中の有害な放射エネルギー 粒子を集めて、それらの作用を微妙なレベルで相殺してしまいます。 破壊されるものは何もなく、ただ変えられるだけです。あらゆるものに偏在 するプラーナ(私達を貫いて脈打ち、私達を宇宙と結び付けている生命エネル ギー)に、ある強力な変化が生じて肉体と精神に対して治癒効果を与えます。 また地球の水資源による太陽光線の吸収を好転させます。火は物質を正常の 状態から理想的状態に変えますし、そのおかげで異なったレベルのエネルギー 変換が可能となるわけです。アグニホートラのピラミッド型の銅の器からどっ とエネルギーが発散しますが、それは月の相と太陽に対する地球の位置との 関係に拠るものです。その形成力をオシロスコープで調べてみると、火から出 ている特殊な音が観測されます。ピラミッド型容器の中で火が燃えている時に、 特別な振動音(マントラ)を歌うように唱えますと、ある共鳴効果が生じます。 この共鳴が全電磁スペクトルにも勝る浄化力を持つ、分子スペクトルを生み 出していると考えられます。 「土壌の神秘」―ガイアを癒す人びと― 春秋社 より引用 Peter Tompkins (著), Chrisopher Bird (著), 新井 昭広 (翻訳) |
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アメリカで実施されているアグニホートラ写真集(スライドショー) 多くの人達が思い思いにアグニホートラを実施している様子を見る事が出来ます。 やはり一人一器具で自分の火を世話しています。年に数回、師匠が弟子の前でやって見せて、純朴な弟子達が清々しいエネルギーを感じたとウルウルするようなものは、本来のアグニホートラではありません。 |