ルンルの会:
谷川温泉
ルンルレポート

1998年10月

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カルロス・カスタネダの本
植原先生はトリックスター
 谷川温泉ルンルに参加して、植原先生が大変なトリックスター(現況をひっ くり返す仕掛人)である事を実感できました。参加者一人一人が、ルン・ル とはこの様なもので、こうなれば正解だと思い込んでいる固定観念を見事に ひっくり返されたのではないかと思います。寝さえすれば良いと思っていた ら、全く寝られないルン・ルになります。大小垂れ流しになる可能性がある からと、パンパースをつければまったく無駄になります。ルン・ルさえ受け ていれば、三次元世界はどうでも良いと思っていたら、どうなるのかは分か りません。アフタールン・ルで、全ての参加者がわいわい楽しく、サロン風 に楽しめることを期待していると、それも見事に外されます。ところが、今ま でには無い何かとんでもないトリックが仕掛られていたように思います。

後から出てくる緩みの効果
 今回は後半のルン・ルで全く寝られませんでした、これは殆ど始めての 経験です。 ところが高崎駅で解散した後、とんでもない深い部分の緊張が ほぐれている事に気付く体験をしました。これは二十五年間以上に亙って悩み続けてきた或る種の緊張です。何年ルン・ルを続けても変わることはないだろうと、諦めていた部分です。(人には言えない事)

個人だけではなく、参加者同士の関係性が変わる
  ルン・ルの中で植原先生は一人々に丁寧にトリックを仕掛けられたようです。 面白い事に今回は、先生対参加者という関係の中で何かが起こると言う よりも、参加者対参加者、参加者対今回来なかった会員、参加者対身近に接する人達等々の間で様々なドラマが起こったようです。

押さえてきたものが開放される
 怒り、攻撃、冷淡、欺瞞、劣等感、無力感、悲壮感、羨望、妬み等々、悪い ものと考えて自分がルン・ルを受けて解消したと思い込んでいたものが、一斉 に吹き出す体験をしたり。こんなに素敵な出来事の主人公に、自分が成るとは 夢にも思わなかった体験をしたり。どうも潜在意識よりも深い部分で何かが 変貌したようです。 中には、おつうじが良くなった参加者も何人かいました。   今後の三次元世界との関わりに大きな影響が出てき そうです。

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