日本人はお腹を締め付けるようなパンツを履かない方が本来の男性、女性を発揮できるのではないでしょうか? 和装の業界が何故廃ったかという理由は簡単です、身体を締め付ける正装だけを商売にしてきたからです。 江戸時代以降、世界に評価されるような文化が生まれていないと言うのは私達自身認めざるを得ません。 近代とは、日本人が緩みの文化(褌、腰巻)から締め付けの文化(ゴム付の下着)に移行した歴史です。女性については、1923年の関東大震災と1932年白木屋の火事で下着を着けていなかったばかりに多くの死者が出たと言う報道が締め付け文化を一気に加速させたようです。(まだ生まれていない時なのでよく知りませんが)体の中心をいつもゴムで締め付けていては自由闊達な文化は生まれようがありません。 以前にルンルエッセーの中で二回にわたり褌のことを書きました。今また何故話題にしたかと言えば、パンツの弊害を再認識する体験をした為です。我が家は全員掃除が苦手で、時によっては着替えが何処にあるか分からないことがあります。先日パソコン作業が午前3時に終わって、入浴した後寝室に入りました。妻は良く寝ています、電気を点けて目を覚ますと悪いので手探りでパンツを探しました。 昨年までは絹の褌を愛用していたのですが、普通に洗濯機で洗っていたので穴があいてしまいパンツに戻っていました。 どうしても見つからないので和式の寝巻きだけでパンツを履かずに寝たら・・・こりゃまたどうでしょう褌をはいている頃の体調に戻りました!! |