KIWI(Web復刊第一号)

1994年4月号No.378

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堀田医師 O-リングテストの実演
説明している堀田医師
日常の生活の中で何気なく使っているものの中に病気の原因になっているものがある。例えば、陶器のペインティングなどは金属性の成分を含み、これらに反応して症状が現れていることもある。
O-リングテスト (オーリングテスト)/ ウィルスのサンプル
全国にネットワークを推進するキウイの会員情報誌です(随分前に廃刊)
何がどこへ向かおうとしているのか−。 今・・・目前に広がる『変革』のパノラマ、その証である「変化」の情報をお届けします。
意識時代の新しい医学
医学博士堀田忠弘
堀田医院
〒612ー8435
電話075(645)1730
FAX075(645)1830
京都府京都市伏見区深草泓ノ壺町28?6 ワタルハイツ 1F
京都駅からタクシーで行ける距離です。近鉄奈良線伏見駅からは歩いて10分弱です。
Yahoo地図検索もしくは Googleマップで検索される事をお奨めします
午前9:00〜12:00 午後5:30〜7:30
月曜:午前・午後
火曜:午前・午後(※夕方は予約診療のみ)
水曜:午前・午後
木曜:休診
金曜:午前・午後(※夕方は予約診療のみ)
土曜:午前
日曜:休診
※予約診療とは継続して治療を受けている方の予約と言う事です

 今回ご紹介するのは、京都府立医科大学で免疫学を研究し、その後独立開業して4年(1994年当時)という堀田忠弘さん。常識的な医者の立場から、患者主体の医者として、Oリングテストやリーディングを取り入れた療法で画期的な成果を上げておられます。 これからの医学の方向性、医者の役割についての、新しい考え方をご紹介いたします。

診断にOリングテストを
 内科医として開業して4年。開業した頃から興味を持ち始めた のが『気』の世界。以後、Oリングテストやリーディングという手法を療法に積極的に取り入れることで、それまで見つから なかった病気が見つかったり、薬との相性が判別できたりと、治療効果が上がっているという。 「もし、自分の母親が患者であれば、極力薬を投与しないでしょう。 その薬を他の患者さんに投与できるはずもないわけですから」

 見えない世界に興味を持ち始め、対象療法としての西洋医学 一辺倒から東洋医学を取り入れての新療法が話題となっている堀田内科だが、本当に「見えない」のは、『医学」や「療法」そのものではないだろうか。どんな薬を投与されていても実際のところ患者側には知識もなければ、説明を受ける機会もない。 とりあえず「飲む」か「飲まない」かの判断しかできない通常の治療の世界はそれこそ「見えない」世界に映る。 さて堀田さんの話にもどると、府立医大では消化器と免疫を中心に研究していたが、超音波を使って臓器の異常を診るという超音波診断を専門にするようになった。 「風邪で来た患者さんの大腸に癌が見つかったとかいう例が時々出てきて、こりゃあ、全員やらんといかんな..と。それで、これを主に してたんですが、今は西洋医学的に一応診察をした上で、次に Oリングテストで各臓器をチェックしていきます。それでも異常が 見つからない、ところが体が何かを訴えているという場合は、 高次元のリーディングをやっていきます」

 リーディング?高次元Oリングテストとも言う。患者と看護婦がお互い 金属棒を手に持ち、看護婦の片方の手をOリングテストしていく ことで患者、あるいは看護婦の本質生命体から病気の部位、原因の情報を引き出す。 「リーディングだけでも分かるんですが、西洋医学的な診断をしないと、 まるで占いのように思われますからね」「Oリングテストやリーディング で一番感じたことが、ウィルスの驚異ですね。腰や肩が痛いとか、 女性で毛が生えないとか…これは持病だと諦めているもの、難病や 原因不明といわれている病気の多くにウィルスが関与していることが 分かりました。 いろいろなウィルスのサンプルを使って共鳴現象を利用したOリング テストをすると、どのウィルスに感染しているのかが一目で分かります」

 目が渇く、口が渇く、粘膜のほとんどが渇くという奇病に10数年悩まさ れている人がいた。いろいろ病院を変えても治らない。眼科にも通うが 一向に効果がない。それで、と知人を通じて堀田さんを訪ねた。 例のごとく、Oリングテストをした結果、ある種のウィルスに反応した。そこで、そのウィルスに効果のある薬を投与したところ、みるみる 効いてきたという。

 「眼科の先生が驚いたと言いましてね。一体、何を飲んだんだ?すると 患者さんがこれこれで、内科の先生が出してくれた薬を飲みました。 そうしたら、眼科の先生が、そんなもので効くわけがないって怒った そうですが」 20人に1人の割合で『ヘンな医者』だと言う人がいるらしいが、 Oリングテストは最近テレビや週刊誌でも取り上げられて、割合と 認知されている。「国際学会も開かれてますし、聖マリアンナや 昭和大学では、講師クラスの人が教えていますから。時代もどんどん変化していますし、見えるものの限界というか、人間の表の力の 限界を知り、柔軟に対処していい方法があればどんどん自分でやっていけばいいんですよ」

薬のこと
 異常ありとなった場合も堀田医院では極力薬は出さない。 レーザー、『ハイゲンキ』、種々の『気』発生器を使うか、 意識エネルギーで治療する。しかし、今の医療体制ではこれでは 商売にならないのではないか…。 「ええ。でも、患者さんが多いですから初診料など数でこなしていこうと。 これからは、本物を正しくやっていけば、飯が食えないじゃなくて、 どこからか援助が来るという時代ですから。徒に計算してもダメで、 一番いい方法最善を尽くすことを考えていく。私が薬をほとんど出さな いのも、それが最善だと思うからです。

 自分自身に『この薬を飲みたい と思うか?』って聞いてみるんです。すると飲みたくない…。 どうしても治らないから医者に行くけれど、その医者が薬を出してくれないなら、いいわけで。」 とは言っても、症状によっては薬も出すが、投薬の前にOリングテスト で相性のチュックをする。A・B・Cの3種類の薬それぞれに相性がよい という反応が出ても、3種類を一緒に飲んだ時には逆の反応するという こともある。 また、人によってはお茶で飲んだら効果がなくなる人、コーヒーで 効果のなくなる人、アルコールでなくなる人と様々な相性があるらしい。 効くはずの薬が効かないという事例は多々あると言う。 「薬というのは不思議なもので、通常副作用を起こすような薬でも、 体が必要としている時には副作用を起こさないことが多い。 病気が治って、ウィルスもいなくなって、体が必要としなくなったら、 途端に副作用が出てくるのです。もうこれ以上、この薬を飲んだら いかんよと体が教えるのですね。」

 「私が意識エネルギーで治すというのは、治療ということもありますが、 気の滞りを改善することで、自分の自然治癒カを回復させるのでは ないかと。これはなかなか確かめようもないことですが、調子がよく なったという患者の言葉を信じてね。私は医学のやり方 が云々というよりも、実際に患者がよくなったというやり方でいいんじゃ ないか、と考えていますから。」

人間は簡単に死なない
 内科と言えば、病気の『窓口』である。体調を崩した場合の最初の 駆け込み寺であり、その対応で随分と患者の『意識』そのものも 変わるはずだ。「大きな流れの中でOリングテストなども出てきたの でしょうね。今までの常識では考えられなかったことが、どんどん 起きています。自分の枠組みを壊されても、意識改革の出来ない 人は「ウッソー」って驚いていますが。日本人もまだまだ意識改革の 出来ていない人が多いですから、たとえば、癌の宣告を受けたとして、その人自身だけでなく、回りで受ける側の意識レベルもまだまだです から、あわてふためくだけでしょう。」 癌。あと3ヵ月です、あと6ヵ月です…テレビドラマのシーンではな いが、『癌』という病気には医者の側から一つのパターンが作られているように思う。あと6ヵ月ですよの宣告の後は6ヵ月と決められた 余命を生きていく。

 まるで、残されたカリキュラムを消化していくように。 「癌の場合、手術か抗癌剤しかないのが現状です。どちらの方法でも、 ほとんどの人が負けてしまいます。あれだけ元気で入院したのに、 ほとんどの人がみるみるうちに弱って死んでいきます。私も病院で 抗癌剤を使ったことがありますが、人間の死に方がどうしてもみじめ なんです。これはおかしい、と感じるようになりました。 あの逸見さんも入院してー10日で亡くなりましたが、あのまま アナウンサーをしていたら、軽く200日は越えていたんではないかと…。 開業して、抗癌剤などを一切使わないようになって、まあ、死なないこと 死なないこと。人間は簡単に死なないなあというのが実感です。 これだけの癌があればもって3ヵ月です、というような病状でも、 抗癌剤を与えないで免疫や体自体を健康にする漢方だけにしておくと、 1年でも2年でも生きていく例があります。」

意識改革を役割として
 医学の限界は言われていることだ。 これだけ科学が進歩している傍らで、ますます原因不明の病気が 増えている。またそれに対応すべく技術が追い掛ける一方で、 意識や生き方が変われば病気にならないという人も多くなっている。 以前、何かの本で読んだ中に、主治医というのは、健康な時に お金を貰い病気になったら仕事を怠ったという意味でお金は受け 取らないものだとあった。医者が患者を作り出していると言える 側面がありそうだ。つい最近まで、金儲けにステイタスに子供を 医者にしたいと望んでいた。 医者が頭うちになり、人々の病気への認識が変わってくると、 医者の役割も改めて問われる時代だ。「自分の力を過信している ことが、まだまだ時代が変わらない要因ですね。人間の力の限界は もうはっきりしていますし、それを知った時、もっと柔軟になれるので すが…」

 新しい時代はすぐそこまで来ている。 堀田さんもそれを予感する人として、 これからの医学は- 「これからは、予防医学です。それと人間の意識がどんどん変わり ますから意識が変われば生き方が変わります。 人間の生き方が変われば、病気なんかなくなります。内科は廃業になる と言われていますね。精神の豊かな人は風邪もひかないでしょうし。 そういう意識改革を進めていくのも医者の役割になるでしょうね。 寿命いっぱい生きることが出来れば、みじめな死に方なんてしなくて よくなる。人間は生まれる時に感動があるように、死ぬ時にも感動が あるはずですからね」 『病気の人がいるから儲かる』から 『元気な人がいるから儲かる』へ早く シフトしたいですね…と堀田さん は結んだ。

 ※この記事から長い年月が経過し、堀田先生は物凄く進化されています。 病院を点々としても一向に病状が良くならない時は一度先生の診察を 受けてみられたら如何ですか。

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